2017 031234567891011121314151617181920212223242526272829302017 05

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

酔っぱらいさん

20100127-51.png

20100127-52.png 

ワインボトルを握った酔っぱらいに強襲される。

 
「マンダリーン(Mandarin)!マンダリーン(Mandarin)話して!マンダリーン(Mandarin)!!」
と一人ハイテンション。
歩いている最中にこういう酔っぱらい氏に出くわしたならば、無言で早歩きして振り切る所存でございますが、ここは夜のプラットホーム。
立ち去ったら電車に乗れない。お家に帰れない。

仕方なしに「日本人なのでマンダリン話せないから、他を当たっておくんなさい。」とご対応。

すると、

20100127-53.png

叫びながらホームに飛び込もうとする酔っぱらい!

吃驚しました。
振りだけで実際には飛び込みませんでしたが、体格のよろしいのがこう「がばっ」と方向転換いたしまして、その所作をしたのですから心の臓が飛び出すかと思いましたよ。

詫びたいなら人の寿命を縮める様な真似はしないでくれと、切に思いました。
こちらだってヨーロッパ人の区別なんてつかないことが多々あるのだから、自分がお隣の国の人と間違えられるなんて想定の範囲内。そんな騒がれるコトじゃないです。


その後また私の側に寄ってきた彼は、「本当にごめんよ。僕はフィンランドから来たんだけど、日本のスキー選手–特にジャンプの○○選手のファンで彼と一緒に滑ったこともあるんだ!」と熱く語り出しました。

「日本語も一つ知っているよ。コンニチハ!」と、去りゆく電車(彼は私と逆方向の電車で、そちらの方が先に来た)から「コンニチハ!コンニチハ!」と叫ぶ酔っぱらい。
「コンニチハはHalloだ!Auf Wiedersehenはサヨナラだ!」と同じく叫ぶ私に「OH!」と応えながら遠ざかっていきました。



日本の選手を応援してくれるのは嬉しいけど、「マンダリン」のからかい口調からの態度急変はいかがなものだろうか。ナショナル・イメージによって人をからかうこと自体は良いのかい?と思うところもありましたが、酔っぱらい氏に言っても詮無きコトと諦めました。

彼は電車が来るまで日本について大きなシンパシーを持っていることを示してくれたのですが、何とも言えないしこりが残りました。
日本を褒めてくれるのは嬉しい。
でも逆差別をされたいわけではないのです。




2010/2/5
本文一部改稿。ご指摘有り難うございました。



<ブログランキングに参加中>
↓をワンクリックづつしていただけると励みになり、ひっそりと喜びます。
br_decobanner_20100119025542.gif      ランキング           ヨーロッパ在住の日本人によるブログ
関連記事
[ 2010/02/01 00:00 ] 日々のできごと | TB(0) | CM(6)

国籍、ではなく・・・

はじめまして。絵が素敵なブログですね、きのう見つけて、少し過去ログも拝見しました。
私はフリードリヒ大王の目の前の大学におります。

<逆差別をされたいわけじゃない

ここのところに、そうそう、とうなずきました。
「この人に言っても、詮無きこと」というの、わたしも何度もあるので。

ひとつだけ、違うかも、と思ったのは、
「~人」というカテゴリーによって態度を豹変したその酔っ払い氏は、「国籍」差別をしているのではないのでは、という点です。
彼の頭が自動反応してしまう「~人」は、籍とかパスとかの制度ではなく、ステレオタイプなナショナル・イメージである可能性が高いからです。
イメージでしかないものに、思考があまりにも大きく左右されるということが、差別の問題の根深さに潜んでいるのでは。
細かい点ですが、両者を区別して慎重に扱うことには意味があると思うので、コメントしました。

なにはともあれ、夜道にはお気をつけて。
[ 2010/02/05 05:32 ] [ 編集 ]

>asukaさん
書き込みどうも有り難うございます。
私もasukaさんの仰るとおりだと思います。そして「あれ?私「国籍」なんて言葉使ったっけ?」と思い、本文を見直したら…思いっきり書いておりました(苦笑)。
この部分、後で訂正しておこうと思います。ご指摘いただけてよかったです。
国籍は共同体を運営する上での概念であって、ナショナルイメージを構成するモノとは異なりますね。
私もこの方はステレオタイプなナショナルイメージで人を判断したのだと思います。

asukaさんはあの大学で学ばれているのですか!確か左右にある校舎の一つが新宮殿の厨房で、一つが使用人/兵士の宿舎に使われていたところですよね?
あんな歴史ある環境で学ばれているなんて羨ましい限りです。
[ 2010/02/05 08:57 ] [ 編集 ]

校舎・・・

制度の方面での共同体意識を強調することで、<妄想の共同体>を脱却しようという考え方もありますね。
憲法愛国主義?

ところで、校舎のひとつが新宮殿の厨房?宿舎? 
おもしろいことを教えてくださりありがとうございます!
恥ずかしながら知りませんでした。
たしかに、大学のHP見てみたら Kaserne だった建物等あるようですね・・・
私の学科は、2006年頃に建てかえられた新築校舎内に陣取っていますが。

http://www.hu-berlin.de/ueberblick/geschichte/bau_html


[ 2010/02/07 06:57 ] [ 編集 ]

訂正です!

>asukaさん
ごめんなさい!!訂正です!
私asukaさんの大学をポツダム大と勘違いしていました。
ご遺体のある場所の大学だと…(ポツダム大はサンスーシー庭園内にあるのです)
大王の騎馬像前の大学ですね!本当にごめんなさい。
私駄目駄目ですね。
しかしウンターデンリンデンから博物館島にかけては、プロイセンの官庁街~宮殿へという道のりですので、HUも歴史ある建物を使っている可能性は高いと思います。といいますか、asukaさんの紹介してくださった頁を拝見したところ、なかなか面白いものがありますね。
あの大学の前を通りました際には、毎度古本屋チェックをしております。DDRの図書館から流れてきたという本が売られていて、眺めているだけで面白いです。

共同体のあり方については、アメリカほど面白い事例はないですよね。建国当初から一様でなく、曖昧なアイデンティティの在りどころがないところに、ピルグリムファザーズ、フロンティア神話、そして合衆国憲法と正当性を肉付けしていく。
制度方面での共同体意識ということですと、今正に制度固めをしているEUの意識が今後どう動いていくのかに興味があります。
短期的には大きな変化はないと思いますが、100年200年先にどうなっているのか見物です(見られませんが)。

余談ですが、ある先生が「アメリカのディズニーランドに行くとアメリカの『建国神話』の変遷を全て見ることが出来る」と仰っていたのを思い出しました。
[ 2010/02/07 10:46 ] [ 編集 ]

ディズニーランドへGo?

お返事ありがとうございました。
こちらこそ、大王前の大学、などと分かりにくい間接的な表現をしてしまい、すみませんでした。
おともだちの騎馬像撮影のお話が面白かったので、つい・・・

ポツダム大が、新宮殿の建物を使っているのですね。。
なるほど・・・

米国のディズニーランド、なるほどそういう見方で行ったら面白いかもしれないですね。
まだ行ったことはないのですが、ちょっと行ってみたくなりました。


[ 2010/02/08 10:27 ] [ 編集 ]

>asukaさん
騎馬像撮影の話、面白いと言ってくださって光栄です。
コアラもこのブログを覗いている様なので、喜んでいると思います。
地元の方からしたら、あの撮影枚数はないですよね!
[ 2010/02/09 18:18 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://bilden.blog35.fc2.com/tb.php/68-ca2cd741















上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。