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1989→2009:ベルリンの壁崩壊20周年(6) ようやく式典編

まずはこちらをご一読下さい。→その(1)その(2)その(3)その(4)その(5)
こんなにだらだらと続くとは・・・



観衆に紛れたものの、人の背中しか見えない上に、音も聞こえない。
隣の人に「もう式典は始まっているのでしょうか?」と尋ねずにはいられない程です。(ちなみに答えは「ぼくも分からない。むしろ教えて欲しいよ。」)
「ここにいても巨人さん達にサンドされているだけで、何が起こっているのだか分からず終わる!」と思い、少し距離を取ることにしました。


→たどり着いた先:ユダヤ人慰霊碑。

ピクチャ-1-1

IMG_1842.jpg
ユダヤ人慰霊碑(2009年7月撮影)


ここはホロコーストの犠牲となったユダヤ人の方に捧げられた場所で、様々な高さの石碑の間を歩いたり、上に立ったり、座ったりと自由に作品を感じ、行為を考える場所です。
しかしこの日は普段と違うお役目。皆に観戦台として利用されていました。


091109ベルリンの壁10


私が立った位置からは、丁度ブランデンブルク門の側面と遠くのモニターが見えました。おかげでそこはかとなくは(←ポイント)式典の進行を把握することが出来ました。


IMG_2565.jpg



これでようやく落ち着いて見物できます。石の上は大変寒く、足の指が悴んで動かなくなってきましたが、ここまで来たら何とか最後まで居残ってやると一人胸に誓いました。

どうやらうろうろしている間に、式典は始まっていたようです。
しかし一番興味のあった参列者達の演説はばっちり聴くことが出来たので、この点問題無し。


091109ベルリンの壁11

今更ですが、メルケルさんの声は大変聞き取りやすく、また分かりやすい言葉を使われているので、私のような外国人にもよく内容が伝わってきました。
日本の演説って熟語やら故事成語が使われるので、こうはいかないのでは無いでしょうかね。

サルコジさんへのブーイングは、歴史的因縁のあるフランスだからなのか、彼の「お口」故なのか分かりません。多分後者じゃないかしら。
対照的にゴルビーには一際大きな歓声が上がっていました。

驚いたのはポーランドのワレサ元大統領とボン・ジョビの登場。
ワレサ元大統領は東欧圏の民主化運動の一番最初の流れを作った人物ですので、そう言った意味では彼がこの場にいるのは当然のことだと思います。
しかしそれだけではなく、あのドミノ石の最初の石を倒すのが彼だとは。
ポーランドから始まった運動の終着がこのベルリンの壁の崩壊であり、これはドイツだけの力で為し得たことではないのだ。そしてまたドイツだけにとって、意義あることでも無いのだ。
ワレサさんはそういったことの象徴として、この日在りました。

ボン・ジョビの登場に関しては数日前から明らかになっていたらしいのですが、そういったことをとんと確認していなかったので、てっきりドイツのアーティストが歌唱すると思いこんでいたのです。
ベルリンの壁解放式典の時には、スコーピオンズが参加しましたし。

ワレサさんといいボン・ジョビといい、他にも要所要所でドイツ人以外の人がクローズアップされており、これはあの当時あった大きな流れの中の局面であり、ぞれ故今回の式典もドイツというものにとらわれない世界に向けた祭典なのだと今更ながらに実感いたしました。

余談ですが、スコーピオンズはハノーファー出身のロック・バンドです。なので彼らの演奏が東ドイツの空に届いた最初のロックであるということは、ハノーファーの人々の自慢でもあります。




さて式典が始まってから2時間以上、いよいよ例のドミノ倒しです。
私も寒さのあまり、これ以上じっと立っていることが苦痛になって参りました。
最早足の指の感覚がない。
ドミノの壁を越えた対岸にある屋台でグリューヴァイン(ホット・ワインみたいなもの)を呑みたくて仕方がない。

だからドミノよ早く倒れておくれ!私を西側に行かせておくれ!

5、4、3、2、1、0!!



メルケルさんの目に涙が浮かんでいる気がします。
彼女はDDR出身です。


何度かドミノが止まって吃驚したけど、演出だったよ!
でも観客はそんなこと知らないから、もの凄い空気が凍ったよ!
私は一回で全部の石が倒れる演出の方が、潔いし緊張感があって好きです。(止めて何したのかと言えば、ドミノ石に描かれた作品の紹介)
まあ個人の好みはさておき、やっと「ベルリンの壁」が崩れたよ!


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