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ここ最近の話題①

8月から9月半ば、人と会う度に移民問題の話。
9月後半から現在、人と会う度に移民問題とVWの話。
次は明るい話だと良いモンだ。

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移民問題は今回のシリアからの「難民」だけで無く、ここ数年で急に増えたアフリカからの難民、移民問題、既に多く居るイスラム文化圏からの移民による「社会のイスラム化」問題(と反対運動をしている人達は訴えている)、難民のふりしてやって来ている経済移民(と言うべきか、不法入国と言い切ってしまうべきか)、ドイツに住む移民間の対立(例えばトルコ人とクルド人)問題等々、背景の異なる「移民」「難民」がいるので大変複雑。

この夏はこのごちゃごちゃした状況に捌ききれない人数が来て、現在に至るまで天手古舞いになっているのは日本の皆さんもご存知の通り。
ハノーファーでは街の広場や公園に急ごしらえのテントが設置されたり、学校の体育館、さらにはハノーファーが世界に誇るメッセ会場にも簡易ベットが並べられたり…となっておりました。
ドイツとしては、一先ず受け入れるだけ受け入れて、議論や審査は後からと言う後手に回った対応。
急に数が増えたタイミングが公務員の夏休みと重なり、よりいっそう捌けなかったという噂もある。

私の周りにいる移民に対して批判的な人の意見の背景としてあるのはシリア人難民に紛れて入国してきた経済目的の人々への怒りや、既に住んでいる移民が「少数」では無くなっていることに対する恐れである様に見えます。
目下の問題であるシリアからずれているのに、いつの間には全ては「移民は…」と一括りになってしまっている。
彼らの気持ちはよく分かる。しかしナショナリズムが絡むと常以上に感情的になるということを踏まえ、殊更冷静になって「これはこれ、あれはあれ、それはそれ」と整理整頓して考えるべきだと思う。
もちろん「一部の不当な人の為に、本当に家を無くした人を放置できない。」という考えの人や、「少子化で税金や保険の払い手が居ないんだから、彼らがちゃんと職を見つけて子どもを育てるなら歓迎さ!」という人もいます。
(こうも様々な意見がある中、移民を乗せた電車がミュンヘン中央駅で歓迎を受けている様子が大々的に報道された背景には、批判や不安に対する抑制もあるのではなかろうか。)
またここ最近の移民問題を通して、旧東西で「外国人」に対する心情的キャパシティーの差や歴史認識の差があることが浮き彫りになりました。終わらないですね。2−3世代経たないと「統一」はされないでしょうね。

目下私が興味あるのは、今後移民社会のヒエラルキーがどう変わるのか、ドイツに定住するシリア人難民はどういった職業層の人が多いのかという点です。
過去、戦争や紛争の難民としてドイツに入ってきた人達は母国での学歴や所得の高い人が多く(といっても他の移民と比較してというレベルでですよ)、さらに定住後もその職業を続けられている人が結構いるのです。
うちの先生は(←「この位の人口流動は歴史的に言って過去にだってあったレベルさ」派。)「シリア人難民もそのパターンだな」と言っておりますが、どうなるか。
また「優秀な人材」が入ってくると、既存勢力との揉め事が起こる可能性もあるので、そこのところもどうなるか。

そういえばある友人は「婦人科は絶対イスラエル人のところ!」と決めていました。そうなんですよね。特に婦人科は中東出身のお医者さんが多く、評判が良いんですよ。
外国語を分かる=外国の情報を収集できる、土地に根ざした職業じゃ無い人が多い=場所にこだわらない、貯蓄がある=命からがら逃げるにしても遠くに行ける交通費を持っているというのがそういった専門知識を持った難民が国を出やすい理由だと言われています。

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また日本語Tシャツを見つけました。


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[ 2015/10/01 00:46 ] ハノーファー関連 | TB(0) | CM(1)

悲しい現実

ドイツへの移民増加で起こる現実的な事象として、社会の下層階層の固定化と、次の3つの対立が同時進行するのではないか懸念されます。

1.ドイツ人と移民系(帰化ドイツ人とその子孫も含む)の対立
2.キリスト教(或いは、非イスラム系)住民とイスラム教住民の対立
3.白人系住民(トルコ人なども含む)と非白人系住民の対立

これは、アラブ・北アフリカからの移民が多いフランスで長年起きてきたことが、ドイツでも同じように起こるのではないかということです。 フランスにおいても、移民系市民は残念ながら多くの場合に「2級市民」としてしか扱われていません。 移民の子供はたとえ学歴が高くてもそれに似合う職業に就くことが難しいのが現実であり、厳然と差別が存在しています。 つまり、法的には機会の平等が確保されているにもかかわらず、フランス国籍でフランス語が完全でも外見や民族が異なれば差別の対象となるのです。

この結果起こるのは社会の分裂と階層化であり、階層間の対立と暴力の蔓延、同化=被差別であるという心の葛藤と不満の蓄積、さらに、移民優遇に対する激しい反発です。 例えば、移民国家アメリカにおいてさえ、民権法成立から50年以上経過しているにもかかわらず、人種間の対立が無くなっていません。

ドイルの例として、30年前に、Günter Wallraff氏による Ganz Unten というドキュメンタリーフィルムが作成されています。← Youtubeで視聴可能です。
[ 2015/11/12 01:54 ] [ 編集 ]

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