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オペラ「アドメート(Admeto)」 後編

前編
中編


adometo2.jpg


さて、この奥方の背後に付く亡者を見て同僚が悩み始めました。(無論、幕間での話です。)


adometo5.jpg

どこかで見た?どこでよ?と聞き返すと「ビルデンも知っているはずだ・・・ほら、アレ!」と言うのです。
あいにくと私には冥府のお友達がいないので、全く心当たりがありません。
しかもドイツ人の同僚だけでなく、ポーランド人の同僚まで「そう言われると、私もどこかで・・・」と悩み出す。
3人揃って「うーん。どこで?」と。












「あー!」


adometo6.jpg


それはもしや


adometo7.jpg

SADAKO!
 


いや、同僚の感想には大層納得したのですが、それ以上にドイツ人・ポーランド人が「ああ、それそれ」と納得できるほどに貞子の知名度があったのに吃驚しました。
しかも、気付いたら周りの観客達が我々の会話を聞いていて、この「アレは貞子だ発言」にうなずいて同意を示してる人までいたのです。
(ドイツでは、外で人と話していると、全くの他人が会話に乱入してくることがよくあります。もしくは会話している人の側にいると「貴方もそう思わない?」と話かけられることもあります。)

確かに、貞子もあのフォルムだ。
しかしこの人達、それを「ホラーの延長。人を驚かせる効果を持つ形。」ととらえている。
その理解は間違えです。
なので「いやね、アレは日本の伝統的な死者や死せる者の魂を表した姿なの。決して貞子が起源の形じゃ無くって、貞子が伝統を踏襲しているの」と説明。
すると・・・

「へー」

と頷く、我々を中心とした前後左右の観客達。
そこまで聞き耳を立てられていたとは思いも寄らなんだ。



舞台が始まる前に、今回の舞台に関する簡単な講演があったので、少し覗いてみました。
いずれかの大学の先生によるものだったのですが、「バロックの時代の様式美はサムライのそれとよく合う。封建社会しかり」ということを仰っていました。
観劇後、なるほどと納得。
本当によい組み合わせでした。
最初こそ「ぷぷ」なんて言っていましたが、あれは斬新すぎて驚いただけであって、過ぎれば素晴らしきコンビネーションでした。



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[ 2009/07/07 18:33 ] 音楽に舞台に映画 | TB(0) | CM(0)

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