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今度こそ本当にWeihnachtsmann問題解明!

お久しぶりです。
持久力が無いもので、師走の荒波を爽やかに駆け抜けることが出来ず力尽きておりました。
年賀状もクリスマスカードも書けてない。
お世話になっている皆様、不義理でごめんなさい。


発端→2009年12月25日の記事
続報→2010年12月15日の記事
そして本日の記事へ…。


IMG_5437.jpg
 
クリスマス市もあとちょっとですね。


こんな論文を発見!

Schneider(2003): Das Fest der Geschenke: Weihnachten
http://www.8ung.at/monti/pdf/geschenke.pdf

おぉう。
ドイツ人に聞きまくるのではなく、研究者らしくとっとと論文を探していれば良かったわ。

こちらの論文シュナイダー『贈り物の祝祭:クリスマス』によりますと、

<贈り物風習の起源>
・西暦354年以降12月25日はキリストの誕生日として祝われる。しかし宗教的儀式の範疇。ドイツに伝わるのは813年(マインツ)。
・聖ニコラウスの日(12/6)は遅くとも近代までには存在。聖ニコラウス:飢えた人々を助け子供たちを守護する聖人→聖ニコラウスの日=「家畜を殺して、ご馳走食べて、子供をお祝いする日」→「ニコラウス=贈り物をくれる人」に。1800年までは彼が唯一の「贈り物をくれる人」。

<Christkindの登場とWeihnachtsmann>
・ルターの宗教改革:プロテスタントにおける聖人崇拝の禁止=聖ニコラウス崇拝×→「聖ニコラウスの役割をキリストへ」→Christkindの登場。でも紆余曲折を経た今やキリストと関係ない。ブロンドの白い衣を着た女の子。
・クリスマスに贈り物やお祝いの挨拶をする習慣はローマの新年のお祝いの習慣の影響から。
・Christkindによる贈り物の習慣は、しかし都市でのみ。
・19世紀になると北ドイツ(語圏)でWeihnachtsmannが広まり、Christkindの代わりに贈り物を持ってくるように。
・Weihnachtsmann=カトリック(聖ニコラウス崇拝)とプロテスタント(聖人禁止。キリストの祝日は12/25)とその他諸々の妥協。現在進行形で変貌を遂げている人。

とのこと。
納得!
聖ニコラウスの日(12/6)にプレゼントを贈る習慣は元からあって、それに対抗するためにChristkindが登場(12/25)。
そんでもってその両方を混ぜちゃったのがWeihnachtsmannか!

Weihnachtsmannの歴史はこちらのHPも分かりやすかった。
http://www.santaclaus.de/main.php?I_ID=6&lang=de


今日のWeihnachtsmannの起源はアメリカ(19世紀)と言われておりますが、アメリカでサンタクロースなんて名前を使うから何が何やら状態に拍車がかかっている気がいたします。

そう言えばある同僚が、「アドヴェントの蝋燭はドイツ発祥なんだけど、フランスではアドヴェントが始まったとたん4本全部に火を灯しちゃうという記事を読んだわ。」と言っていました。
隣国でさえ間違って伝わるのだからアメリカのミラクルも仕方ないか。

アドヴェントの蝋燭ってのはこういうの↓。

IMG_0433.jpg
 

第1アドヴェントに一本目の蝋燭に火を灯し、以降アドヴェント毎に点ける蝋燭の数を増やしてクリスマスまでのカウントダウンをします。
元々は一日一本づつ灯していく蝋燭を増やしていたそうなのですが、それだと多すぎるのでアドヴェント毎になったらしい。

アドヴェントとは→こちら



長年の疑問が解決してすっきりした。
1本の論文しか目を通していないので(しかもさらっとで…)ちょっとアレですが、だいたいこんなモンなんざんしょ。



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