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栄光ある孤立と鎖国


japanundengland

彼曰く、

「イギリス人も日本人も大変友好的な態度を示すんだけど、大変上品に友好的すぎて本当のところは何を考えている変わらない。そこに大きな心の壁を感じる。一線を引かれている様に思うんだ。」

とのこと。
大納得。

イギリス人の知り合いの中に「何かよく知った感じがするなぁ」と思っていた子がいたのですが、謎が解けました。
彼女は微笑みながらうち解けないんだ!

さらに続けて、
「イギリスは同じヨーロッパなんだけど、大陸の僕たちからすると全然感覚が違うんだ。で、日本人に感じるこれは何だろう?って思ったときに、イギリスに対して感じていたのとそっくりだってことに気付いたんだ」
とのこと。




イギリス人、日本人云々は置いておいても、「島国気質」というのはあると思います。

大陸の人々は異文化の人が流れ込んでいる状況に慣れており、それ故、物事をスムーズに進めるためには明確に言葉で意志を伝えるというコミュニケージョン方法を習得せざるを得えません。
共通認識が無い者同士が誤解無く意志を伝えるには、ひたすら「はっきりきっぱり」と伝えるしかないのだということは、ここ数年で嫌と言う程経験させていただきました。

しかし、海という鉄壁の文化的防壁に囲まれて来た我々は、そう言った術を身につける必要も無し。
むしろ島という閉鎖的空間の中で、助け合っていくのに程よい他者との接し方を発展させるべきです。
それが大陸内にある国と我々とのコミュニケーション方法の違いの前提じゃなかろうかと。

東アジアの人とは文化・宗教的前提が近いにも関わらず、日本人と感情の表現方法が全く違うのも、そう言ったことが一つの要因として作用しているのではないでしょうかね。

今でこそ、情報ツールの発展によって文化的交流の敷居が下がっていますが、長い歴史の中で培ってきた気質は伊達じゃない。

そんなわけで、知人が言いたいことは良く理解できたのございます。



一度他の人に、「日本人は島の中で独自の文化を発展させ、それに誇りを持ちすぎているから国際的じゃないんだ!」と言われたことがあります。文化に誇りを持っていても国際的な人など沢山居るので、「そうは思わんね」と答えましたが、端からそう見えたというのは覚えておくべきですね。





ドイツ人には、非常にお上手に建て前と本音を使い分けている人が多いので、「心開いているかどうか分からんのはお互い様よ」と思ったのはここだけの話。(嗚呼、多分これをここだけの話にしている時点で、私も「心の鎖国開催中」になるのかしら?)




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作り笑い

ふ~ん、長い間ベルリンに暮らしてきた私にも違いが解りますよ。
ベルリン人は自分の思っている事を結構そのまま口に出しますよ。
日本人みたいに相手の気持ちをくみ取るなんていう気働きはめったに経験した事がありません。
その代わり、何を思っているのかはっきり分かって面白い。
こっちも、気を使わずに正直に思ってる事が言えます。
それを知らなかった昔は小さな事にもおろおろしていましたが、今では自分の意見を堂々と述べる事が出来て(もちろん、口論ではなく)今では気持ち良い国だと思っています。

[ 2013/09/14 17:19 ] [ 編集 ]

>ponko310さん
ドイツはお店の店員さんでさえ愛想笑いが無いですよね。
でもちょっとした会話でも、気が合えば知らないもの同士でもフレンドリーに笑え楽しいと思います。
[ 2013/09/18 21:36 ] [ 編集 ]

始めまして、楽しく読ませていただいています。 今は東京近郊で生活していますが、欧州であしかけ4年ほど生活した経験があります。 そのうち3年余りはスイスの大きな研究所(理系)で働いていました。 当時の職場では、主に英語を話していましたが、地域ではスイス方言が全く解らない外国人として Hochdeutschを話し、職場と住居がフランスアルザスの国境沿いだったことで買い物や外食はもっぱら物価の安いフランスに出かけていってフランス語も生活言語として話していました。 今でも、Basel、Saint-Louis、Weil am Rhein での生活を懐かしく思い出します。

また、北ドイツニーダーザクセン州は何度も訪れたことがあり、Göttingenには2ヶ月ほど仕事で滞在したことがあります。 Hannover、Lüneburg へは観光で行きました。


「日本人は島の中で独自の文化を発展させ、それに誇りを持ちすぎているから国際的じゃないんだ!」という指摘ですが、私はその通りだと思います。

日本社会は、ほぼ単一民族で日本語しか話さず、そのうえ、集団主義やお上・組織従属体質もありますから、単なる島国根性を超えています。 そのせいで、共通認識が無い者同士が誤解無く意志を伝える必要性は余り存在せず、明確に言葉で意志を伝えることの重要性が低いのです。

他方で、社会の均一性が高く、横並び主義で産業の競争が非常に激しいために品質への要求が極めて高くなった結果、日本製が世界的に高品質と評価されるようになりました。 ちまたでは、多機能かつ高品質だが国際標準になりえない日本製携帯電話のことをガラパゴス携帯とか呼んでいますが、正にこれは日本文化の象徴のようです。

一般に、自分の民族に誇りを持つ場合は、自己満足だけに留まらず他民族との比較もあるでしょうが、日本人が持つ誇りは他民族との日常的人的交流が少ないゆえかもしれません。


自分がスイスで感じたことですが、スイスの時計産業の例にあるように、閉鎖された社会で高度な産業を作る気質の細かさ度合いが日本と似ています。 ドイツ人に言わせれば「スイスは田舎で文化的にチマチマしている」ということですが、欧州の小国は多かれ少なかれ同じです。 大国であるドイツフランスに比べると、確かにスイスは人間が控え目なところがあります。
[ 2015/05/13 11:53 ] [ 編集 ]

>黒頭巾さん
長いことお返事できずに申し訳ありませんでした、そしてスイスでの体験を下に大変興味深いコメントを頂きましてありがとうございます。

「日本人が持つ誇りは他民族との日常的人的交流が少ないゆえかもしれません」という事ですが、私もその通りだと思います。
話しが少しずれますが、私としては井の中の蛙で終わらず、「無知の知」を忘れず観察し、他者を理解・尊重するというのが理想です。しかしそこまで到達するにはまだまだ人生修行が足りなさそうです。
[ 2015/09/21 23:25 ] [ 編集 ]

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