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オペラ「アドメート(Admeto)」 前編

「ドイツ文化を理解せぬ者がドイツを語る事なかれ!」という我らが指導教授の旗振りの下、今年もヘンデル音楽祭に行って参りました。



ヘンデルとは18世紀に活躍した音楽家で、ハノーファー選帝侯の宮廷楽長を勤めていた人物です。
当時のハノーファー選帝侯はイギリス王を兼ねていたので、ヘンデルはパトロンであった王についてロンドンへと渡り、仕舞いにはイギリスに帰化したという。
この様な経歴から、ハノーファーっ子にとっては誇りある地元有名人の代表であると共に、「イギリス人になるなんて寂しいじゃないのっ。ドイツ人でいてよ~」という複雑な思いを抱かせる芸術家でもあります。(って地元の人が言っていました。)


ヘンデル音楽祭は毎年5月下旬から6月上旬にかけて開催されている音楽祭で、ゲッティンゲン及びその近郊の都市のホールが会場となっています。
うちの研究所では、冒頭の理由から先生がチケットを手配してくれるので、恒例行事として毎年皆で観に行っています。
過去にはハノーファーのヘレンホイザー・ガルテンのホールが使われたこともあったのですが、今回は殆どゲッティンゲンのホールでしたね。


我々が今回観劇したのは、オペラ「アドメート(Admeto)」(5/28)と「ヘンデル・ジャズ・フェスト」(6/3)です。


後者の演目は、ヘンデル作品をジャズの音楽家の人に解釈して弾いて貰おうという試み。
演奏は良かったのですが、何かしらの事情からか演奏時間が大変短く不満が残りました。
1時間ちょっと?
会場がかなり交通の便の悪い所だったので、えーここまで見に来たのにこれだけですか?という感想です。また、お客さんの殆どがクラシック・ファンの様でノリが宜しくない。折角のジャズなんだからもっとノリノリに聞きたかったなぁ。





さてさて本題。

今年のヘンデル音楽祭の目玉でもあったオペラ「アドメート(Admeto)」について。

この作品は


ドイツ人のヘンデルが、
イギリスで発表(初演は
1727年ロンドン)した、
ギリシア神話をモチーフとする、
イタリア語のオペラです。



まあ!なんてインターナショナル。


そして今回、舞台演出を映画「Kirschblueten- Hanami」の監督であるドリス・デリエ(親日家として有名。前述の映画も舞台の半分が日本です。)が手がけたことによって、

「ここはサムライの時代に置き換えて演出してみようじゃないか。」

と言う発想が生まれ、「アドメート」2009年版は


ドイツ人のヘンデルが、
イギリスで発表(初演は
1727年ロンドン)した、
ギリシア神話をモチーフとする、
イタリア語のオペラを、
日本風味の演出で上演する。



という底なしカオス状態になりました。
まあ!素敵!!


日本的演出と言っても、舞台設定が日本になったわけでも、登場人物の名前が「太郎さん」になった訳ではなく、衣装がそれっぽくなり、演出に日本の舞踏が取り入れられているというものでした。

だから、主人公のアドメート(テッサリア王)がちょんまげ結って、帯刀しているという世界。
幕が上がってアドメートが出てきたとたん、会場に「ぷぷっ(笑)」という音が漏れました。
衣装は作り込んであって、大変素晴らしいモノだったのですが、インパクトが凄すぎて、感心するより先に「ぷぷっ」となってしまう。
ドイツ人も日本人も仲良く「ぷぷっ」と。



adometo3.jpg

かの英雄ヘラクレスが力士になるとは!!
歌の合間の見せ場で四股踏んだり、土俵入りのポーズを取るもんだから「ぷぷぷぷぷぷ」が止まりませんでした。
(ヘラクレスはアドメートの友人兼片腕の様な役)




長くなるので つづく


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