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春の味覚の終わり

シュパーゲルについて→コチラ

私はシュパーゲル(Spargelを買うとき、だいたいいつも同じ八百屋さんを利用しています。
というのも、そこの八百屋さんは回転が速くいつも新鮮なのがおいてある上、お値段もそんなに高くはないからです。


この八百屋さんはトルコ系家族経営のお店なのですが、私が買いに行くといつも同じお兄ちゃんに対応されます。全くの偶然なんですがね。
彼は大変フレンドリーな人物で、お客さんにいつも二言三言話しかけています。


で、シュパーゲルなのですが、私は一人暮らしなので一度に500グラムほどしか買いません。
するとこのお兄ちゃん、大概「500グラム!?少なすぎだよ。もっと買いなよ。」とせっつく。
こちらも「でも一人暮らしで食べきれないから。」と応対。
されど向こうも商売人「何だよ、食べきれないなら俺も食べに行ってやるから。はい1キロ」と軽口をたたきます。
ほほう、ならばと「だったらこのシュパーゲル奢っておくれよ」と返答させていただきます。
そうしますと、笑いながら500グラム取り分けてくれるのです。(たまにこちらが1キロ買うときもありますが。買えば買ったで、1キロくらいあっという間に食べられちゃうんですよね。美味しいから。)


なんとこのやりとり、私がハノーファーに住んでから毎初夏の毎週末続いています。
もう「お約束」。
毎度同じ台詞がすらすらと出てくるので、「このお兄ちゃん、きっとみんなに同じ事言っているんだろうな。こちらののことは覚えていないんだろうな。」と思っていました。



ところが先日、衝撃の展開が。
「もっと買えよ」、「いやいや、食べきれる量で結構」までお互い俳優さんの様にいつもの台詞スラスラと読んだところ…



spargel.jpg



と。

アレ?いつものやりとりと違う!?
ちょっと悲しいことをしみじみと言われた!
なおかつ「頑張らなきゃ駄目だよお前」的な目をされちゃったよ!




無防備なところに鳩尾入れられたのと同様の威力がありました。



シュパーゲル、だんだん細くなってきてもう旬の終わりになってきましたね。
この兄ちゃんとは来年も同じやりとりを繰り広げるのだろうな。




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前回の記事の続きは週末にでも書きます。
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[ 2009/06/27 00:56 ] 日々のできごと | TB(0) | CM(0)

オペラ「アドメート(Admeto)」 前編

「ドイツ文化を理解せぬ者がドイツを語る事なかれ!」という我らが指導教授の旗振りの下、今年もヘンデル音楽祭に行って参りました。



ヘンデルとは18世紀に活躍した音楽家で、ハノーファー選帝侯の宮廷楽長を勤めていた人物です。
当時のハノーファー選帝侯はイギリス王を兼ねていたので、ヘンデルはパトロンであった王についてロンドンへと渡り、仕舞いにはイギリスに帰化したという。
この様な経歴から、ハノーファーっ子にとっては誇りある地元有名人の代表であると共に、「イギリス人になるなんて寂しいじゃないのっ。ドイツ人でいてよ~」という複雑な思いを抱かせる芸術家でもあります。(って地元の人が言っていました。)


ヘンデル音楽祭は毎年5月下旬から6月上旬にかけて開催されている音楽祭で、ゲッティンゲン及びその近郊の都市のホールが会場となっています。
うちの研究所では、冒頭の理由から先生がチケットを手配してくれるので、恒例行事として毎年皆で観に行っています。
過去にはハノーファーのヘレンホイザー・ガルテンのホールが使われたこともあったのですが、今回は殆どゲッティンゲンのホールでしたね。


我々が今回観劇したのは、オペラ「アドメート(Admeto)」(5/28)と「ヘンデル・ジャズ・フェスト」(6/3)です。


後者の演目は、ヘンデル作品をジャズの音楽家の人に解釈して弾いて貰おうという試み。
演奏は良かったのですが、何かしらの事情からか演奏時間が大変短く不満が残りました。
1時間ちょっと?
会場がかなり交通の便の悪い所だったので、えーここまで見に来たのにこれだけですか?という感想です。また、お客さんの殆どがクラシック・ファンの様でノリが宜しくない。折角のジャズなんだからもっとノリノリに聞きたかったなぁ。





さてさて本題。

今年のヘンデル音楽祭の目玉でもあったオペラ「アドメート(Admeto)」について。

この作品は


ドイツ人のヘンデルが、
イギリスで発表(初演は
1727年ロンドン)した、
ギリシア神話をモチーフとする、
イタリア語のオペラです。



まあ!なんてインターナショナル。


そして今回、舞台演出を映画「Kirschblueten- Hanami」の監督であるドリス・デリエ(親日家として有名。前述の映画も舞台の半分が日本です。)が手がけたことによって、

「ここはサムライの時代に置き換えて演出してみようじゃないか。」

と言う発想が生まれ、「アドメート」2009年版は


ドイツ人のヘンデルが、
イギリスで発表(初演は
1727年ロンドン)した、
ギリシア神話をモチーフとする、
イタリア語のオペラを、
日本風味の演出で上演する。



という底なしカオス状態になりました。
まあ!素敵!!


日本的演出と言っても、舞台設定が日本になったわけでも、登場人物の名前が「太郎さん」になった訳ではなく、衣装がそれっぽくなり、演出に日本の舞踏が取り入れられているというものでした。

だから、主人公のアドメート(テッサリア王)がちょんまげ結って、帯刀しているという世界。
幕が上がってアドメートが出てきたとたん、会場に「ぷぷっ(笑)」という音が漏れました。
衣装は作り込んであって、大変素晴らしいモノだったのですが、インパクトが凄すぎて、感心するより先に「ぷぷっ」となってしまう。
ドイツ人も日本人も仲良く「ぷぷっ」と。



adometo3.jpg

かの英雄ヘラクレスが力士になるとは!!
歌の合間の見せ場で四股踏んだり、土俵入りのポーズを取るもんだから「ぷぷぷぷぷぷ」が止まりませんでした。
(ヘラクレスはアドメートの友人兼片腕の様な役)




長くなるので つづく


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[ 2009/06/24 21:38 ] 音楽に舞台に映画 | TB(0) | CM(0)

ドイツに馴染んできたと思う時 (2)


banana.jpg


ドイツでは、皆さん電車やバスの中で平気でものを食べます。
サンドイッチ持参の人もいますし、500ミリリットルのヨーグルトを10分もかからないバス乗車時間の間に食べきっている人もいました。

私はまだ「素人さん」なのでバナナやパンしか食べませんが、リンゴ丸ごと一個(もちろん切ってあるはずも無し)や人参やキュウリをスティック状に切ったモノを(ドイツじゃ人参は果物扱いです)を「バリバリぼりぼり」音を立てながら咀嚼している人なんてざらです。
何処で何をどう食べていようと皆さん全く動揺いたしません。それが日常の光景なので。

来た当初は、「何でこの人達の鞄には必ず果物が入っているのだろう」と不思議で仕方ありませんでした。
あとあの人参やキュウリのスティックは、家でわざわざ切って用意して持ち歩いているのだからマメな人たちだと感心もいたしました。

しかし、慣れてきた今はこう思う。
皆さん、本当にお金の無駄遣いしないのね。というか、自分の家で用意できるモノはそれでどうにかするのが当たり前なところなのねと。(というのも、いろいろな場面で財布の人が堅いと思うことが多いので)
軽食なんかは、パンにチーズとハムが挟んであるだけで十分なので作るのも簡単です。だからそれほど苦にせず、皆さんサンドイッチ&果物持参をやれるのでしょう。


一つ気になるのが子供がだだをこねると、この果物やクッキー、パンなどを口に突っ込んで黙らせる親御さんが多いこと。
こりゃ大きく育つはずですわ。




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[ 2009/06/20 22:43 ] ドイツに馴染む | TB(0) | CM(0)

栄光ある孤立と鎖国


japanundengland

彼曰く、

「イギリス人も日本人も大変友好的な態度を示すんだけど、大変上品に友好的すぎて本当のところは何を考えている変わらない。そこに大きな心の壁を感じる。一線を引かれている様に思うんだ。」

とのこと。
大納得。

イギリス人の知り合いの中に「何かよく知った感じがするなぁ」と思っていた子がいたのですが、謎が解けました。
彼女は微笑みながらうち解けないんだ!

さらに続けて、
「イギリスは同じヨーロッパなんだけど、大陸の僕たちからすると全然感覚が違うんだ。で、日本人に感じるこれは何だろう?って思ったときに、イギリスに対して感じていたのとそっくりだってことに気付いたんだ」
とのこと。




イギリス人、日本人云々は置いておいても、「島国気質」というのはあると思います。

大陸の人々は異文化の人が流れ込んでいる状況に慣れており、それ故、物事をスムーズに進めるためには明確に言葉で意志を伝えるというコミュニケージョン方法を習得せざるを得えません。
共通認識が無い者同士が誤解無く意志を伝えるには、ひたすら「はっきりきっぱり」と伝えるしかないのだということは、ここ数年で嫌と言う程経験させていただきました。

しかし、海という鉄壁の文化的防壁に囲まれて来た我々は、そう言った術を身につける必要も無し。
むしろ島という閉鎖的空間の中で、助け合っていくのに程よい他者との接し方を発展させるべきです。
それが大陸内にある国と我々とのコミュニケーション方法の違いの前提じゃなかろうかと。

東アジアの人とは文化・宗教的前提が近いにも関わらず、日本人と感情の表現方法が全く違うのも、そう言ったことが一つの要因として作用しているのではないでしょうかね。

今でこそ、情報ツールの発展によって文化的交流の敷居が下がっていますが、長い歴史の中で培ってきた気質は伊達じゃない。

そんなわけで、知人が言いたいことは良く理解できたのございます。



一度他の人に、「日本人は島の中で独自の文化を発展させ、それに誇りを持ちすぎているから国際的じゃないんだ!」と言われたことがあります。文化に誇りを持っていても国際的な人など沢山居るので、「そうは思わんね」と答えましたが、端からそう見えたというのは覚えておくべきですね。





ドイツ人には、非常にお上手に建て前と本音を使い分けている人が多いので、「心開いているかどうか分からんのはお互い様よ」と思ったのはここだけの話。(嗚呼、多分これをここだけの話にしている時点で、私も「心の鎖国開催中」になるのかしら?)




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1000年の薔薇 Hildesheim(3)

その一
その二


一度目は去年の12月。見事に枯れた木を見ました。
二度目は一輪の花を見ることが出来ましたが、肉眼ではどんな花か確認出来ないほど高い場所に咲いていたので、あまり見た気がいたしませんでした。

二度も行ってこの成果。
こうなったら是が非にでも見てやる。
来年まで待つなんてまどろっこしいことは言わないよ。
今年見るんだ!

と言うわけで前回からきっちり一週間後の5/23(土)、再びDBに揺られて行って参りましたヒルデスハイムへ。
己でもスッポンの様な執着心だと思います。
格段お花を愛でるの好むような性格ではないのですが、ここまで来たら意地です。






 IMG_1668.jpg
はい。
再び大聖堂の回廊を抜けまして、1000年の薔薇のある中庭に到着です。


咲いているか?
一輪じゃなくって満開の薔薇は咲いているか?
この一週間で「咲いて枯れました」は勘弁願いたい(>_<)













IMG_1634.jpg

お!なにやら白い点々がある!
綿ぼこりじゃないよね?
野バラだよ!!

観光客も大勢。



IMG_1659.jpg

ほら!



IMG_1606.jpg

満開だ!



 IMG_1617.jpg

1000年の薔薇ってこんなに可愛い見た目なのね。




思い描いていたのとはだいぶ違いましたが、「見る」という欲求が満たされて満足致しました。




ヒルデスハイム last

そうですよね。ここはドイツだ。純朴な世界がよく似合う。

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[ 2009/06/14 21:00 ] ドイツを旅する | TB(0) | CM(4)













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